ピアノフォルテ 
.埼玉県三郷市にピアノ工房を、千葉県流山市に事務所を構える、ピアノ技術専門店です。 
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良くある質問集 


1.ピアノとはどのぐらいの寿命があるのですか?
あくまでも理想的な保存状態(設置場所)にあり,定期的な点検(調律)を行なっているピアノと仮定してお答え致します。但し,低額商品の様にピアノの骨組に使われている材料自体が良くないものはそれに値しない場合があります。
ピアノ自体の寿命は100年程度ありますが,ピアノ内部の部品(スプリング・テープ・コード・フェルト・クロス・鹿皮など)の寿命は,製造されてから35年〜40年位より出始めます。
部品の寿命がきたピアノは必ずしも弾けなくなってしまうことではありませんが音質が悪くなってきたり音が出にくくなったり,弦が切れやすくなるなどの症状が出始めます。当店で扱っている中古ピアノは,購入していただいてから短期間で使用できなくなることがないように,整備に時間を掛けて仕上げています。
2.ピアノの購入を考えていますが,選定方法を教えてください。

以下を参考にしてみてください

@メーカー 
メーカーによりそれぞれ独自の特徴を持っています。演奏者の立場ではどのメーカーが良い悪いはありません。いわゆるタッチや音色・音量などの相性となりますので,実際に音を出して試してみてください。

A大きさ 高さ120〜130cm前後のものが標準的です。演奏をメインとして購入希望される方はその標準の高さのものをお薦め致します。理論上では,背が高いものほど音を響かせている響板の面積が広く取れることや,長い弦が張れるなどの理由により奥行きのある音が出ます。その他、引越しが多い方、デザインを重視される方、置き場所が狭い等の理由から、小型のピアノを希望される方もいると思いますが、標準タイプと比べた場合、多少弾きづらく思えるかもしれません。

B製造年代 ピアノ内部の鉄骨などに記してある機種や製造番号を確認することにより,そのピアノの製造年式が判断できます。一般的に中古ピアノで流通・販売されているものは,20年前後経っているものが中心です。

Cタッチ・音色 ピアノは1台1台タッチや音色が違います。メーカーでも違いますし、製造年代や,機種によっても以外と違います。お好みの音色やタッチを意識しながら比べるのをお薦め致します。ピアノのレッスンを受けられている方は,先生の使用しているピアノと比べる方が多いようです。先生のピアノとなるべく(まったく同じ物はありません)同じ傾向のピアノを希望される方は、前もってメーカーや機種等を確認されることをお薦め致します

D色・デザイン 黒以外の色は,黒よりも人気があります。内部構造は同じであっても外装色や,デザインの違いで,黒のものよりも価格が高くなる傾向があります。

Eご予算 機種・デザイン・大きさ・色・製造年代などで価格が変わってきます。高級機種・特別なデザイン・背の高いもの・黒以外の色などは標準のピアノよりも価格が高くなります。又,その中でも,整備・点検・修理などがきちんとされているものほど見た目だけのクリーニングされているものよりも
高くなります。

F総合
a.演奏を重視するか,デザインを重視するか,その両方か? 
b.初心者でまだこの先もピアノを続けるかわからない場合は,それほど高級品を購入する
  ことも無いと思います。
c.既にピアノ経歴があり,レベルアップを目的の方は,高級機種やグランドピアノの購入
  を検討しても良いと思います。
d.中古ピアノの場合、古いもの程よい材料は使われていますが、今まで置いてあった場所
  の環境や、定期的な点検をしていたか否かで、ピアノの状態はかなり変わりますので、必  ずしも古いピアノほど良いピアノとは言えません。

3.なぜ定期的な調律をする必要があるのですか?

それは、正しい音が維持できなくなってしまう為です。
数十年ぶりに高い費用をかけて調律したのに、数ヶ月で音が狂ってしまうなんてどういうことなんですか?・・・としばしば耳にしますが、すぐに音が狂ってしまうのは、つまり、数十年間調律をしていなかったのが原因です。
★音の狂いが大きい状態で長期間放置しておいた場合、再び正しい音に安定させる為には、短期間の間に繰り返し調律を行うしかありません。
★また、長期間放置していると、虫害にあうことも珍しくありませんので、ご注意下さい。 

4.調律はどのぐらいの間隔で行えばよいですか?
通常は1年に1回が一般的ですが,状況に依っては,それよりも多くやらないと維持できない場合もあります。逆に,ほとんど弾かないピアノや,全然弾いていないピアノの場合は,状況に応じて期間を決めています。
5.長期間調律などの点検をしていなかった場合,割増料金がかかるのはなぜですか?
長期間調律・点検をしていなかったピアノは,大幅な音の狂いが出てしまいます。その場合
1回の通常調律ではすぐに音が狂ってしまうため,その日のうちに続けて2回調律をします。1回目は大体に合わせ,2回目に細かく合わせます。そのため,定期調律時よりもお時間もかかりますし,料金も割増になります。その他調律に関しては,調律のページをご覧ください。
6.以前,他店にて調律をしてもらいました。まだ1年も経っていないのにだいぶ音が狂って聞こえます。一度見てもらえませんか?
大きく分けて3つの原因が考えられます。1つ目は,その1年程度前に行った調律より以前に行った調律がいつ頃かが問題です。長期間,調律を行っていなかった状態で調律を行った場合は,その半年前後以内に再度調律を行なわないと再びすぐに音が狂いやすい状態に戻ってしまいますので,御注意下さい。
2つ目は,音色の調整不良又は,バラツキによるものです。たとえ音が合っていても音色調整が出来ていないと音がにごって聞こえたり,こもって聞こえたり,いかにも音が狂っているように聞こえることがあります。音色調整は調律とは別の作業となり,また,別料金となります。
3つ目
は,過乾燥状態(エアコンや床暖房などが原因)や,温度の急激な変化が繰返し起こる部屋に置いてある場合は,短期間で音が狂います。さらには,以上の3つの原因が複合的に作用して極端に音が狂って聞こえる場合もあります。

7.ぜんぜん弾いていなかったので,調律や点検など何もやらずに長期間放置していたピアノがあります。今後も使っていけるか教えて下さい。出来れば、大体でよいので電話で見積りを出してもらえないでしょうか?

このようなお問い合わせが時々ありますが、実際には見てみないと断定できません。
実際にピアノの状態を確認させていただいてから費用が確定されますが、ここでは、良くあるケースとして御説明致します。
調律だけの作業で済んだ場合,
アップライトピアノで¥20,000−
程度
グランドピアノで¥23,000−程度です。
しかしながら,長期間点検をしていなかったピアノでは、調整や修理が必要な場合も少なくありません。特別,修理個所はなく簡単な調整で済んだ場合は,プラス数千円の作業で済む場合もありますが,全体的な調整や,部分的な修理が必要な場合は,プラス数万円かかる場合もあります。

その他,放置期間が長く設置状態も悪かった場合や、製造より35年前後以上経ったピアノなどは解体修理が必要となる場合もあります。解体修理の費用は,少なくとも30万円以上かかります。それほど,お見積もり料金の幅が出てくるため,ピアノの状態を見ずにお見積料金を断定できないのです。

8.30年以上経っていてだいぶ状態が悪いようなピアノがありるのですが,この先も使えるでしょうか?

最終的には実際に状態を見て,判断させていただきますが,以下の事も参考にしてください。    
*この先どのぐらいそのピアノを使っていきたいですか?
*そのピアノにどのぐらいの思い入れがありますか?

この2点にポイントを置き、お見積もりをさせていただきます。
※修理方法例・・・製造より30年位のピアノの場合で、とりあえず趣味的に弾ければ良く、特別細かいこだわりは無いとゆうことであれば、部分修理を行なえば10年前後使用可能年数は伸ばせると思いますが、さらに30年前後以上使用していきたいとゆうご希望の場合は,ピアノ全体を細かく修理する解体修理をお勧め致します。解体修理の詳しい内容は,ピアノ修理のページをご覧ください。

9.ピアノの管理及び、設置位置についての注意点は?

@室内の湿度・温度に気をつけましょう。
*理想的な湿度は、50%〜60%です。
一般的に湿気を避けることが広く知られていますが,実際は過乾燥もピアノに良くありません。
過乾燥は、部品類のガタを引き起こし、調整不良や故障の原因となります。過湿度は,錆やカビの発生及び、部品類の動きの妨げとなり,演奏が困難となります。
*理想的な温度は15度〜25度とありますが,理想的な温度内とゆうよりは,温度変化の大小で影響を受けますので、ご注意ください。
Aエアコンの風が長時間直接あたらないようにしましょう。
 上記,過乾燥状態になります。
B直射日光が当たらないようにしましょう。
 外装色の変色。木部のはがれ。大幅な音の狂いが起きたり,音合わせが困難になるためです。
C1年に2,3回ワックスを塗ってあげましょう。
 外装のくもりや、ひび割れなどがおきにくく、きれいな外観を長持ちさせます。

10.防音対策にはどのような方法がありますか?

いつか苦情でも来るのではないだろうか?ピアノを弾いてリラックスするつもりが,逆にストレスにな ってはいませんか? 防音対策には大きく分けて3つの方法があります。
a.防振材を設置する。b.消音機を取りつける。c.弱音機を取りつける 
※b,cは原則アップライトのみとなります。

11.アップライトピアノの真中の(弱音)ペダルを踏んだ状態で演奏すると音質が悪くなります
真中のペダルは弱音ペダルと言い、演奏時の音量を小さくするものですが、その仕組みは弦と弦を叩く
ハンマーという部品の間にフェルトを挟みこむことにより、音が小さくなるものです。つまり、間に
フェルトが挟みこまれるため直接弦を叩くのではなく、フェルトの上から弦を叩く形になるわけです。
その為、大なり小なり直接弦を叩くよりはクリアーな音ではなくなります。特に単音ではなく2音以上
の和音で弾いた時に大なり小なり不協和音に聞こえることも少なくありません。
弱音ペダルの調整や、フェルトの交換によって幾分その不協音を減らすことが出来る場合もありますが
、完全に消すことは出来ません。
12.ピアノの大きさ(高さ)で何が違ってくるのですか?

理論上ではピアノの裏面全体(グランドピアノは下面全体)に張られている音響板の面積が大型のピアノほど広いため,又,より長い弦を張ることが出来るため,音質が豊かになります。音質とは”音の深み”とも言えるでしょう。それは,音量とは異なります。小型ピアノでも音量が出ているものもありますが,音の深みが大型のピアノに比べますと乏しいでしょう。ただし、中古ピアノの場合は,それまでの保管状態や定期的な点検をしていたかによって,必ずしも大型のピアノだから鳴りが良いとは限りません。

13.ピアノの音を出すと雑音がするのですが?
これは、調律師泣かせの現象です。調律の技術というものではなくどこからその雑音が出ているか、場所の特定をするのが大変な作業です。ピアノの音を鳴らすと空気中に振動波が生まれます。その振動と共鳴するものがあるとジーンとかブーンとかシャーンといった不快な音が出ることがあります。
雑音の出る場所は大きく分けてピアノ本体から出る場合と、ピアノ以外のものから出る場合と2通りあります。ピアノ自体では、屋根や鍵盤のフタのところの蝶番、鍵穴の中、譜面台等。ピアノ以外ではメトロノームのフタ、絵や写真ケース等の額、人形のガラスケース、窓やドアのガラス、そして、電球や蛍光灯などは良く鳴ることがあります。原因をつかんで処置する以外ありません。


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